警備・防犯

「ビル警備」とは、主にオフィスビルや商業施設などの建物に対して行う警備業務のことを指します。主な目的は、施設内の安全を確保し、犯罪や事故を未然に防ぐことです。

主な業務内容

以下のような業務があります:

  1. 出入管理

    • 入退館者のチェック(社員証やIDカードの確認)

    • 来訪者の受付対応

    • 不審者の排除

  2. 巡回警備

    • 館内や敷地内を定期的に巡回して異常がないか確認

    • 火災、漏水、窓の開けっぱなしなどのリスクをチェック

  3. 監視業務(モニター監視)

    • 防犯カメラの映像をリアルタイムで監視

    • 非常事態に備えて通報・対応準備

  4. 緊急対応

    • 火災報知器が作動した場合の初動対応

    • 不審物の発見やトラブル発生時の対応

  5. 施錠・開錠管理

    • ビルの開館・閉館時間に合わせた施錠・開錠の実施

    • セキュリティシステムの操作

必要な資格・スキル

  • 警備業法に基づく「新任教育」の受講(必須)

  • 施設警備業務検定(1級・2級)を持っていると有利

  • 防災センター要員講習などの受講も推奨されることがある

  • 人とのコミュニケーション能力、冷静な判断力が求められる

働く場所の例

  • オフィスビル

  • 商業施設(ショッピングモールなど)

  • 公共施設(市役所、図書館など)

  • 病院・大学構内

ビル総合管理