「避難誘導設備(ひなんゆうどうせつび)」とは、災害や火災などの緊急時に人々を安全に避難させるために設置される設備の総称です。建物や施設内で安全な避難を支援する役割を果たします。以下は主な避難誘導設備の例です:
主な避難誘導設備の種類
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誘導灯(ゆうどうとう)
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非常口や避難経路を示す照明付きのサイン。
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停電時にも点灯するよう、非常電源(バッテリーなど)と接続されています。
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非常口表示灯
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非常口の位置を明確に表示するための照明付きサイン。
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「EXIT」や「非常口」と書かれており、避難方向も示されます。
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誘導標識(ピクトグラム)
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誘導灯以外の標識で、避難方向、非常口、避難階段の場所などを明示するもの。
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音声・音響誘導装置
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音声で避難経路を案内するシステム。
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火災報知器や非常放送と連携し、「この方向に避難してください」などのメッセージを流します。
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視覚支援設備
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視覚障がい者のための触知案内図、点字案内板、床の誘導ブロックなど。
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非常照明
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停電時にも点灯し、避難経路を照らす照明設備。
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避難経路表示システム(動的避難誘導)
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火災や煙の拡がりに応じて、最適な避難経路をリアルタイムに表示するシステム。
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近年のスマートビルや大規模施設で導入が進んでいます。
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法令と基準
日本では、消防法や建築基準法によって、建物の用途や規模に応じた避難誘導設備の設置が義務付けられています。特に以下のような施設では厳しい基準があります:
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学校、病院、商業施設、地下街、劇場など多数の人が集まる場所
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高層建築物や地下施設
関連する設備やシステム
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火災報知設備
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自動火災報知設備
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非常放送設備
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防火扉・避難ハッチ



