避難誘導設備

「避難誘導設備(ひなんゆうどうせつび)」とは、火災や地震などの災害・緊急時に人々を安全に避難させるために設置される設備のことです。建築基準法や消防法などに基づいて設置され、公共施設・商業施設・集合住宅などに備えられています。

主な避難誘導設備の種類

  1. 誘導灯(ゆうどうとう)

    • 非常口や避難経路を明示するための照明器具。

    • 停電時でも点灯し、避難方向をわかりやすく示す。

    • 「非常口」マークが描かれている緑色の表示灯が代表的。

  2. 誘導標識

    • 非常口の方向や避難経路を示す看板やプレート。

    • 天井、壁、床に設置されることが多い。

    • 蓄光式(暗闇でも光るタイプ)もあり。

  3. 音声誘導システム

    • 火災報知設備と連動し、「この先は非常口です」などの音声で誘導。

    • 視覚障害者にも有効。

  4. 避難ハッチ・避難はしご

    • 上階から安全に脱出するための器具。

    • バルコニーなどに設置され、下階へ降りられる構造。

  5. 非常階段・避難通路

    • 通常とは別の専用の避難経路として設計された階段・通路。

    • 煙や炎の侵入を防ぐ防火設備とセットで運用。

  6. 非常放送設備

    • 火災などの発生時に館内アナウンスを行い、適切な避難を指示。

関連法規・基準

  • 建築基準法

  • 消防法

  • 日本産業規格(JIS):誘導標識などの規格あり

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