「避難器具(ひなんきぐ)」とは、火災・地震・その他の災害が発生した際に、安全に避難するために使用する道具や設備のことです。建物の種類や規模によって設置が義務付けられていることもあります。以下に代表的な避難器具をいくつか挙げます。
主な避難器具の種類
1. 避難はしご
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ベランダや窓から下の階に降りるためのはしご。
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固定式、収納式、吊下げ式などがある。
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マンションなどの集合住宅でよく見られる。
2. 避難ロープ
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窓などからロープを使って降下する。
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金具に取り付けて使用する。
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使用にはある程度の訓練や体力が必要。
3. 滑り台式避難器具(緩降機)
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渦巻き状や袋状の滑り台で、上から下へゆっくりと降下する。
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高層ビルや病院、介護施設などで使用される。
4. 避難用すべり台
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子どもや高齢者でも使用しやすい。
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学校や福祉施設などに設置されていることが多い。
5. 救助袋(きゅうじょぶくろ)
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袋状になっており、中に入ってゆっくりと降下する避難具。
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高所から安全に降りられる。
6. 避難誘導灯・非常口表示灯
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非常口や避難経路を照らし、視認性を高めるための照明器具。
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停電時にも点灯する。
7. 担架(たんか)や車椅子型避難器具
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移動が困難な人を安全に避難させるための器具。
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階段昇降が可能なタイプもある。
法令・設置基準
日本では、建築基準法や消防法などによって、特定の建物に避難器具の設置が義務付けられています。設置する種類や数、場所などは、建物の用途や規模によって異なります。



